「あなたがたは、わたしのしもべモーセの律法を覚えよ。それは、ホレブでイスラエル全体のために、わたしが彼に命じた掟と定めである。」 マラキ書4章4節
旧約聖書の最後は、本マラキ書の4章です。
6節が最後の最後の節(ことば)です。そこに記されるのは、救い主が来て、父なる神様と私たちを和解させてくださるという恵みの約束です。
5節と6節が、主がバプテスマのヨハネを遣わし、その後、救い主であるイエス様を遣わして、私たちに与えてくださるという恵みの約束をくださっています。
そして、その前の4節で神が命じることはただ一つです。
モーセを通して神が与えてくださった律法を守れということです。
「掟と定め」はそれぞれ別のものを指すのではなく、律法全体のことを現しています。
また「イスラエル全体」とは、くにたみとしてのイスラエルだけではなく、新約聖書に時代に生きるイエス・キリストを信じる者たちのことも示します。
神様は、私たちに恵みの約束を与えてくださり。
神様は、私たちに、私たちの平和と祝福のために律法を与えてくださっているのです。
それなので私たちは、ここに命じられる通りに律法を覚え、イエス様のことばに従って歩みます。
それが神様が喜ばれる私の応答であり、応答することで私もまた、喜びが増すのです。
旧約聖書の最後に、神様が語られたのは律法を守れ、主イエスのことばに従えという、明確なことです。
シャローム