「主は私に言われた。 「まだ若い、と言うな。 わたしがあなたを遣わすすべてのところに行き、 わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。」エレミヤ書 1章7節
今日からエレミヤ書を読みます。
祭司であったエレミヤを主が預言者として召し出し、語るように命じます。
それは厳しく明確な召しであり、命令です。
エレミヤは、南ユダの滅亡の時に活動し、捕囚後もしばらく活動した珍しい預言者です。
主の召しに対して、エレミヤは初めは恐れて躊躇し、弁明します。
自分は若くて経験がないので、どう語ってよいのかが分かりませんという、弁明です。
それに対する主の明確な答えがこの7節です。
若いことは、召しに答えることを拒む理由にはなりません。
若くても主が召してくださるならば、その人はその時から、主の真実の預言者です。
そして語ることば、語る内容は、すべて主の権威によるのです。
主の権威の元、預言者は語るのです。
だから、若くても経験がなくても語るのです。
語る力は主が注いでくださるし、語らなければいけないのです。
そして、主の信頼していくとき、語ることができるのです。
すべては主の権威によるのです。
すべてのところへ行き、すべてのことを語るのです。余すことなく。
私たちも,一人一人はふさわしく主の召された者です。主が命じるところへ行き、主の愛を証しするのです。
恐れが、確信に、そして喜びに変わることを期待し、信じて証しし語りたい。
シャローム