「彼らはリベカを呼び寄せて、「この人と一緒に行くか」と尋ねた。すると彼女は「はい、行きます」と答えた。」創世記 24章58節 (2017新改訳)
アブラハムのしもべが、イサクの妻となるべき女性を探すために、アブラハムの生まれ故郷に旅をします。
到着したそのときに、しもべが祈った通りに、アブラハムの親戚に当たるリベカがやって来るのです。
そしてしもべは祈った通りになったと、リベカこそが主がイサクのために備えてくださった女性だと確信をするのです。
しもべは、ひれ伏して主を礼拝するのです。
この出来事は、不思議なことが次々と起こり、物事が進んで行きます。
しもべが最初に出会ったリベカが親戚の女性であったこと、家族も反対をしなかったことなど、上手く進んで行きます。
しかし大切なことは、信仰者の謙遜と従順です。
しもべは、主人であるアブラハムに謙遜で従順に従いました。それも即座にです。
父と兄も、主が事を進めておられるのだからと、従いました。
そしてリベカが、ここで即答します。
迷いがありません。
無謀なことをするのではないのです。
日々、主に祈ってきた人だから、主のことばに従うことに不安や迷いがないのです。
全能で愛の神である方の前に、日々、謙遜で従順に生きる人は、このような大事な場面で、迷うことなく決断するのです。
それはその先の歩みに不安ではなく、期待を持っているからです。
主の声を聞き「はい、行きます」と、私も答えて従いたい。
シャローム