「それは、地のあらゆる民が主の手が強いことを知るためであり、あなたがたがいつも、自分たちの神、主を恐れるためである。」ヨシュア記 4章24節
ヨルダン川を渡り終えた時に、川の真ん中から12の石を取ってそれを宿営地に据えるように、主は命じました。
それは単なる記念の石の柱ではありません。
その石を見て、子孫たちが何があったのか、自分たちにとって、どのような意味があるのかを知るためのしるしです。
24節で、その意味が二つ、強く示されます。
1つは、イスラエルの民のためです。
主を恐れるのです。
主の奇跡によって、大きく流れの速い川を渡ったと、記憶するのではいけないのです。
それを果たすことができたのは、主が自分たちを愛して導いてくださったからです。
ですから、いつまでも、いつも、主を正しく恐れるのです。
主の恵みと守りがあることを覚えるとともに、主を恐れ、主だけを信じることを忘れないためです。
2つ目は、イスラエル以外のすべての人のためです。
人々は、この用な奇跡を行うことができる方、全能の主の存在を知るためです。
全能の主の手、その業は強いことを知るのです。
そして、その主を恐れて、主を信じて従うイスラエルの民を見て、自分たちも主を知るようになるためです。
全能の主を恐れ怖がって近づかないのではなく、主を知り、主を信じるためです。
私たちは今、しるしとしてはクリスマスの降誕を見ました、知りました。
そして、聖書を読むことで全能の主、愛の主を知ることができます。
知って、信じて、従うことを自分のものとしたい。
シャローム