「さて、ステパノは恵みと力に満ち、人々の間で大いなる不思議としるしを行っていた。」 使徒の働き 6章8節

ステパノの登場です。
突然、華々しく登場したステパノの働きにより、イエス・キリストが救い主であることは広く多くの人々に証しされ伝えられます。
そして7章で、ステパノは殉教していきます。
聖書の記述は、ステパノ自身のことではなく、彼が語った福音を伝えます。

聖書は、私たちにステパノの活躍を伝えたいのではないのです。
聖書は、私たちもまた、主の恵みに満たされて、力のある働きができることを教えるのです。
ここ8節は「恵みと力に満ち」とあります。
ステパノが、力を振るった、力をつけたのではなく、主の恵みに満たされて、語るべきを語ることができるように、力に満たされのです。

主を信じ、主の福音を証しをしたいと願い、主の使命を受け止めて、従っていこうとする信仰者は、等しく、恵みと力に満たされていくのです。
あなたも私も同じです。
シャローム