「主は、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約のゆえに、彼らをあわれみ、顧みて、彼らを滅ぼし尽くすことは望まず、今日まで、御顔を背けて彼らを捨てることはなさらなかった。」列王記 第2 13章23節 (2017新改訳)
アラムからの侵略が幾度となくあり、イスラエルが苦境に立たされた時、主は、イスラエルを救ってくださった。
しかし、イスラエル人は、主の目の前に悪を行ない、罪から離れることがなく、なおもそれを行ない続けました。
苦しくなると、主に助けを求めるのですが、悪から完全に離れることがありません。
偶像礼拝をすることは、真の神、主に背を向けて歩むことです。
それなのに主は、そんなイスラエルに民を滅ぼし尽くすことを望みませんでした。
イスラエルの王と民は、主に背を向けましたが、主は、御顔を背けて彼らを捨てることをしませんでした。
御顔を背けないで、顧みてくださる方。
ご自分が結ばれた契約を、決して変えない方。
どこまでもあわれみ深い方。
忍耐強く、主を裏切る民を導かれる方。
このような方だからこそ、主に背を向け、罪を重ねる私を救うために、地上に人となって生れてくださった。
それも十字架の死に向かうために、生れてくださった。
栄光の神なのに、馬小屋の飼い葉桶を、地上での最初の居場所に選んで来てくださった謙遜の限りを尽くされる方。
今日は、クリスマス礼拝の主日、日曜日です。
喪の日の先に救いの喜びがあります。
今日は「彼らをあわれみ、顧みて、彼らを滅ぼし尽くすことは望まず、今日まで、御顔を背けて彼らを捨てることはなさらなかった主を見上げて賛美しましょう」
シャローム