「彼らに言った。「主がこの地をあなたがたに与えておられること、〜私は良く誌っています。」」ヨシュア記 2章9節

いよいよ、ヨルダン川を渡る時が来たので、最後の準備として防衛に優れた町であるエリコの偵察に二人の斥候を送り出します。
二人はエリコの町で危険に会いますが、ラハブという遊女に助けられるのです。
彼女は、町の人から二人を隠して助ける時に、自分の心を明かします。
それは「主」への信仰の告白となっています。

9節から13節に至る言葉で、ラハブは、主がイスラエルの神、主であることを告白します。
その主が、イスラエルにカナンの地を与えていることを知っていると告白します。
そして「主は、上は天において、下は地において、神であられる。」と、告白します。

イスラエルの人たちが強い民族だから、彼らに味方をしたいというのではないのです。
主に逆らうのではなく、主に従いたいと願っているのです。
ですから斥候を助けるのです。
そして、主こそ真の神であると、告白するのです。
ここまでの明確な信仰は、イスラエルの人々の中にも見られないかもしれないほどのものです。

私たちも、物事の背後におられる主のことを知り、主がなにをご計画されているのか、主がなにを恵みとして与えてくださっているのかを、いつも知ることができるように求め。
主への信仰の告白を明らかにする者でいたい。

シャローム