「主は イスラエルの家への 恵みと真実を覚えておられる。 地の果てのすべての者が 私たちの神の救いを見ている。」詩篇 98篇3節
98篇は全地、全世界を主が治める方であることを賛美しています。
3節は、イスラエルに対して主が与えてくださった救いの契約について歌います。
「恵みと真実」とは、救いの契約のことを示します。
主が、私たちに与えてくださる救いの契約は変わることがありません。
世の中の多くの人々と国々が主のことを忘れたとしても、主は、主ご自身が与えた恵みの契約を捨て去ることなく、わずかに残る信仰者に、その救いを与えてくださいます。
そして世の国々が、弱く小さな存在だと侮っていた信仰者(イスラエル)が主に救われる時を目撃するのです。
主の救いが確かであることを、主を信じない人たちまでもが目撃し証しすることになるのです。
詩人は、このことを3節で訴えた後で、続く4節では「全地」すなわち、世界中のすべての国々と人々に向って、主を賛美せよと声を上げます。
そしてついにはもろもろの存在が主を賛美するようになると、98篇は歌います。
私たちは、主を信じます。
私たちは、主が私に与えてくださった恵みの契約を忘れないことを知っています。
私たちは、主を賛美します。
私たちは、誰よりも早く主を賛美します。
主を信じない人たちまでもが主を賛美するその日が訪れる前に、誰よりも先に、誰よりも力強く、主を賛美しましょう。
シャローム