「そこでノアは、息子たち、彼の妻、息子たちの妻たちとともに外へ出た。」 創世記8章18節
大雨、大水は止み、水が引き始めます。
ノアは烏、次ぎに鳩を放って大地の様子を探り、水が引いてオリーブの若葉が茂ったことを知ります。
慎重に行動していることが伺えます。
しかし、神がノアに対して、箱船から出なさいと、告げられるまで外には出ませんでした。
大地の様子を知ろうと探っても、自分の判断で箱船から出ることをしていません。
箱船に入るように命じたのは神様です。
戸を閉じられて大雨が降る間も守り導かれたのは神様です。
今、外へ出るように命じるのも神様です。
ノアは、そのことばを聞いてから、命じられた通りに息子たち、妻、息子の妻たちと外へ出るのです。
自分で判断ができないのではありません。
正しく外の様子を知ろうと烏、鳩とを放って冷静に行動しています。
この行動は祈りとも言えるでしょう。
しかし、祈りの答えが神様からあるまで、外へ出ることはしないのです。
入るように命じた神様の答えを待つ期間を大切にしつつ、祈り行動していたノアなのだと思いました。
祈ることが大切で、祈ることば、方向を変えながら祈ることも大切です。
しかし、祈りの答えを勝手に解釈するのではなく、忍耐強く待つことはもっと大切なのです。
ノアは、大地が乾いたのを知り、外へ出たいと願ったことでしょう。
その思いがある中で、神様の答えを待ったのです。
私も祈り、祈りの答えをしっかりと受け取って行動する者でいたい。
シャローム