「しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」創世記 2章17節 (2017新改訳)

食べてはならないとの、神様のことばをこのとき、人(アダム)は聞きました。
神が人に与えた大切なことばです。
そのことばを聞いて従うときに、人は真の祝福を得て、喜び平安に暮らすことができたはずです。
一つ前の節には「思いのまま食べてよい」という、選択肢も与えられています。

神様は、アダムを制限しているのではないのです。
神様との約束を守ることを求めたのです。
しかしこの後、アダムは神のことばに従うよりも、自分の思いをおこなうことを優先しました。
神に与えられた命と、神に与えられた素晴らしい園での生活をする中で、神のことばに従うことを選ばなかったのです。

このとき、どんな思いでこの17節のことばを聞いていたのでしょう。
私たちは、神のことばをどのような思いで聞いているのでしょうか。

私に、守り従うことを求める神のことばには、神の祝福の約束が先行してあります。
その祝福や喜びを、軽く考えてしまうときに、私たちは神のことばを破るのです。
従うことで得る祝福や喜びを軽く、小さい物だと考えることが罪なのだと思います。

主の約束と恵みは、私たちの想像を遥かに超えた大きなものです。
聞いて従うとき、それを得て、味わうのです。

必ずと、神が語られるとき、それは確かです。
シャローム