「あなた方の先祖がエジプトの地を出た日から今日まで、わたしはあなたがたに、わたしのしもべであるすべての預言者たちを早くからたびたび遣わしたが、」エレミヤ書 7章25節
7章を読んで強く感じ、教えられることはこれです。
ここ25節と4節に現れています。
神の熱心さと民のかたくなさです。
ここではエジプトを出た日から今日までと、あります。
神、主が初めから今まで、絶えることなく続けてきてくださっていることを示します。
それは見捨てず、諦めず、絶えず、何度でもということです。
何を?
イスラエルの民を愛し、悔い改めるようにです。
語り続け、預言者も繰り返し送ってくださって語ってくださった。
愛するから。
反対に民はと言うと、4節では「主の宮」と、3度繰り返しています。
神殿の前で、庭で、イスラエルの民は、ここは主の宮だから、敵が攻めてきても大丈夫だと豪語しているのです。
3度繰り返すのは、最上級の表現ですから、民の最高に強いことばだと分かります。
しかし、それは主を信じている強いことばではありません。
主が何度も語りかけ、悔い改めを迫っても、聞かないで大丈夫と言うばかりということです。
最高の信頼の表現ではなく、最高に頑なであることばなのです。
神の熱心さ、愛してくださっている熱心。
聞く耳を持たず、自分の好き勝手に偶像を拝み、神殿を汚し続ける頑なさ。
恐ろしい人の姿があります。
それでもなお、神、主は私たちを愛していてくださる。
神の語り掛けをしっかり、素直に聞きたい。
シャローム