「私のおしえは雨のように下り、私のことばは露のように滴る。若草の上の小雨のように。青草の上の夕立のように。」申命記 32章2節

43節まで続く主のことばは、歌でもあるので、とても奇麗で象徴的な表現が用いられています。
ここでは主のことばは雨のように空から、天から降り注いで地を人々を潤して成長させることが語られています。歌われているのです。
それも「雨」「露」「小雨」「夕立」と、繰り返して表現して強調します。
雨が下り、露が滴るのは、単なる自然現象ではなく、主が、恵みとして私たちに与えてくださっているのだと教えるのです。

32章で繰り返して教えるのは、主のことばは、私たちの命を守るものであり、命そのものと言ってよいものだということです。
そして主は、大切なご自分の瞳を守るように、私たちを守ってくださることも教えています。
主のことばに聞き従うことは、堅苦しく息苦しいものではなく、私を癒し、私を生かすものなのです。
私たちは分かっているでしょうか。

雨が空から地に下るように、主から私に主のことばは届きます。
雨のように露のように、小雨の時もあれば急な夕立のように届く時もあるのです。
そのすべてが私のために、私を祝福し守るために、主が降らせ、語りかけてくださっているのです。

植物が雨を受けて、潤い成長するように、私は今朝も主のことばを聞いて、満たされ成長したい。

シャローム