「それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。」マタイの福音書 2章11節
私たちの住む地上に、救い主として誕生したイエス様を捜し尋ねて会いに来たのは遠く東方の地の博士たちでした。
彼らは、幼子イエスを見つけると、礼拝をして、宝物を贈りました。
それはキリストのご性質を現す三つの宝物でした。
今朝思うのは、ここに彼らが「宝の箱を開けて」と、記されていることです。
宝物は、大切なものとして宝の箱に入っていました。
それを贈るには、箱を開けなければなりません。
イエス様を救い主と信じるならば、自分の宝の箱を開けなければ、真の礼拝はできません。
本当に救い主と信じているとは、言えないのです。
私たちは今「黄金、乳香、没薬」を持っていませんが、わたしの宝の箱に入っている「私の一番大切な心」を箱を開けて明け渡す必要があります。
私たちの真ん中に飛び込んできてくださったイエス様に、私は一番大切な心を明かして、隠さずに渡していくのです。
イエス様は、私をその心ごと丸ごと受け止めてくださって、私の王、私の救い主となってくださる。
その時から私は一人ではなくなるのです。
「開けて、献げよう」
シャローム