「そこで、召使いが彼らに配ると、彼らは食べて残した。主のことばのとおりであった。」列王記 第2 4章44節 (2017新改訳)

4章は、エリシャがおこなった幾つもの奇蹟を記しています。
尽きない油、子どもが与えられ、また、その子どもが死んでしまったときには、エリシャが主の求めると生き返ります。
これらの一つひとつの奇蹟はバラバラなもので、関係がないように思えます。
しかし、すべては主の口から出ている恵みでした。

4章の最後は、限られたパン20個と新穀一袋で、100人もの人が食べて満足し。パンは残るほどでした。
召使いが彼らに配ると、彼らは食べて残したとあります。
恵みは、一人ひとりに届きます。
その恵みは、溢れて残るほどです。
その恵みは、主のことばのとおりなのです。

恵みは主から出て、私に届く。
主が語られたとおりに、恵みは届くのです。

私たちは、主が祈りに答えてくださらないと、文句を言う。
しかし恵みは、私に届き、溢れて残すほどあることを忘れている。
主のことばは、何と言っているでしょう。
惜しみなく注ぐ。
恵みは千代先まで。

私が口にした、私が手にした恵みは、いったいどこから出ているのか。どこから来たのか。
私は知らないでいてはいけないと教えられました。
主のことばを、もう一度しっかりと聞き求めたい。
シャローム