「ヨセフは眠りから覚めると主の使いが命じた通りにし、自分の妻を迎え入れたが、」マタイの福音書 1章24節
新約聖書の最初のページに戻って聖書を読み進めます。
アブラハムから始まるイスラエル12部族とダビデ王国の系図が示されて、新約聖書の幕が上がります。
神様のご計画はこの系図に名前が記される人々の失敗や罪をすべて受け止め罪に沈む私たちの中に飛び込んできてくださるのです。
系図は、人の罪と愚かさを隠さずに示し、そこに注がれる神様の愛が現われています。
ヨセフは婚約者(結婚と同等の)であるマリアが聖霊によって身ごもったことを知らされるのです。
人の理解や思いを遙かに、遙かに超えたことが起きようとしています。
そんな状況の中で、ヨセフは夢の中に現われた主の使いのことばだけを受け止め、信じていくのです。
そしてマリアを受け入れます。
自分が納得できる証拠、保証を求めるのではなく、主が与えてくださったことばを丸ごと受け入れるのです。
信仰の応答とは、ヨセフのような行動を指します。
主のことば以外に確かなものはありません。
主のことばは実現するのです。
主のことばを信じる者は、その実現、成就を目撃します。
アドヴェントも第三週です。降誕を喜び、主のことばを喜びアドヴェントを過ごしたい。
シャローム