「ヨシャファテが、「主のことばは彼とともにあります」と言ったので、イスラエルの王と、ヨシャファテと、エドムの王は彼のところに下って行った。」列王記 第2 3章12節 (2017新改訳)

北イスラエルのアハブ王が亡くなったので、モアブの王は北イスラエルの背いて敵対します。
これを討つために、北のヨラム王。南ユダのヨシャファテ王、エドムの王の三人が戦いに出ます。
しかし、その途中で水が無くなり、このままではモアブの王に反撃されて打ち負かされると、恐れます。

その時、ヨシャファテ王は、預言者のエリシャに主のことばを尋ねることを訴えるのです。
結果としては、21節からの箇所に記される通りに、モアブを討つことができるのです。

その最大の力は、主が顧みてくださり、水を与え、恵みを注ぎ、モアブを混乱させてくださったからです。
しかし、その主の恵みと力を受け取ることができたのは、この12節のヨシャファテのことばでした。

「主のことばは彼とともにあります」
エリシャを真の預言者として認めること。
エリシャが語る主のことばは、真実であり実現すること。
主は、へりくだり悔い改めて、主に祈り求める者を見捨てたりしないあわれみ深い方だと信じていることです。

他の二人の王の信仰は、ここまでいい加減なものでした。偶像礼拝から離れられないヨラム王でした。
しかし主は、あわれんでくださった。
「主のことばは彼とともにあります」と、主のことばは真実であると信仰を持って聞くのであれば、遅いと言うことはないのです。
主はあわれみ深く情け深い方なのです。どこまでも、いつでも。

私たちもまた、主のことばとともに今日一日を歩みたいと思います。
それが一番の恵みであり力となり、喜びに繋がっています。
シャローム