「兄弟たち、私に倣う者となってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。」ピリピ人への手紙 3章17節

パウロは「私に倣うものになってください」と言います。
自分を手本にしなさいと言えるとは、なんという自信でしょうか。
そうではありません。
パウロの信仰の歩み、証しの仕方、宣教の働きを手本として歩んでいる人たちがいます。
彼らに目を留めるように言っています。
パウロがこう言い切れるのは、自分自身を誇っているのではありません。
キリスト・イエスの与えてくださる永遠のいのちの約束と信仰の歩みが聖霊様によって守られ導かれていることへの確信なのです。
確信を持って歩んでいる人たちがいたことが、伝えられた福音がどれほど確かなものであるかを示しています。
だから手本になるのです。

キリストにあって確信して信仰の毎日を歩んでいるのです。
ゴールは天の御国です。
そこへは確かに行けるのです。
しかし、その途上をいい加減な歩み方をするのはだめです。
倣うべき、信仰の先輩たちがいるのです。
救いの確信を持ち、証しと宣教の業に仕えて生き抜いた人たちです。
パウロに倣い、その人たちに倣い、私たちもまた、その一人に加えられていきましょう。

シャローム