「ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神による相続人です。」ガラテヤ人への手紙 4章7節
ここ4章では、偽教師たちの間違った教えから離れて、キリストの福音に生きるように、パウロは福音と偽の教えを対比させて教えます。
福音とそれを伝える人は、キリストに栄光を帰ますが、偽の教えはそれを教える偽教師たちに栄誉を与えようとしますし、教える人をそれを熱心に求めるます。
後半には、アブラハムの妻サラとその女奴隷のハガルとを比較して、約束の子どもの意味を教えます。
かなり厳しいことばを用いています。
そして、信じた人たちの信仰が成長して、キリストの背たけへと近づくように、パウロが労苦していることも訴えます。
厳しいことばが続く中で、やはり心に留めておかなければならないのは7節です。
福音を信じた人、即ちイエスを救い主と信じた人は、もはやその時から神による相続人です。
神様の子どもとされた人です。
後見人や管理人から教えられ、管理されていた時代は過ぎ去っています。
既に、正式な神様の子どもとされているのが信仰者です。
神様の子どもですから、神様の持つ宝を相続する人です。
奴隷は契約によって主人のために働きますが、子どもは父の愛の元で自由に父に仕えます。そして父の財産を受け継ぎます。
奴隷は自由がありませんが、子どもは自由です。
罪が赦されて、神様の子どもとされていることをもう一度しっかりと味わって今日一日を歩み始めたい。
シャローム