「主は生きておられる。ほむべきかな、わが岩。あがむべきかな、わが救いの岩なる神。」サムエル記 第2 22章47節 (2017新改訳)

22章は、ダビデの賛歌です。
サウル王から救い出された時、すべての敵から救い出された時に歌いました。

4節では、主が救い出してくださると歌います。
7節では、主の御耳に呼ぶ声が届いたと確信しています。
19節では、わざわいの日にも、支えとなっていてくださったと歌います。
22章の全体で、主が全能であり、ダビデを支え救い出してくださる恵み深い方であると歌います。

そしてここ47節では、主が生きておられることを告白します。
主が生きておられ、今も働かれる方であることを確信しています。
ですからダビデに主からの助けが届き、ダビデが苦難の時も、支えられて揺り動かされないと、告白できるのです。

ダビデは、実際に多くの敵に命を狙われました。
サウル王には、何度も裏切られて、誠実を尽くしても命を狙われました。
それでも、だびでは主が必ず守ってくださることを疑うことがありませんでした。

ですから、ここ22章ではダビデは、あの苦難の日に助けてくださってありがとうございましたと言う感謝を超えて、主に告白するのです。

心配より確信。
感謝より賛美。
喜びより礼拝。
それを歌い、賛美します。
シャローム