「キリストは御子であられるのに、お受になった様々な苦しみによって従順を学び、」 ヘブル人への手紙 5章8節
御子は完全な神である方です。
その御子が、地上に完全に私たちと同じ人として生まれてくださいました。
そして私たちが経験をするはずの様々な苦しみを、私たちと同じ人として経験してくださったのです。
御子は傍観者ではなく、私たちと同じ苦しみを経験してくださったともに生きてくださる方です。
そして御子は、苦しみの中でも父なる神にの救いのご計画が実現して行くことを決して疑わないで、地上で従順に歩まれました。
それは私たちが苦しみの中でも神に従順に歩み通すことができるように見本となり、源となってくださったのです。
私たちが、この地上で経験するあらゆる苦しみは御子が経験してくださっています。
それなので、神さまは私たちをその苦しみから救い出すことができるのです。
ここにキリストの、私たちへの愛が現れています。
キリストは、私の苦しみを知っていてくださる。それもご自分が先に経験をしてくださっているのです。
私を愛してくださっているから、苦しみを経験して、そこから私を救い出してくださるのです。
愛がなければ、私の苦しみを経験してくださることは無かったはずです。
ここには、キリストの父なる神さまへの従順と私への愛が現れています。
この愛を知っている者として、ふさわしく応答し歩みを進めたい。
シャローム