「あなたは、忌み嫌うべきものは、どのようなものも食べてはならない。」申命記 14章3節
朝、日替わりで読んでいる新約聖書には、最近は偽教師の教えや間違った福音を信じないようにパウロの厳しい警告のことばがありました。
主のことば、聖書のみことばを良く聞いて信じること、信じ続けることが教えられていました。
今朝の箇所では、食べてはならないと厳しいことばがあります。
しかも、身体にとって毒となるというような説明、理由は教えられません。
示されるのは「忌み嫌うべきもの」であると言う点。
それはイスラエルの子ら、私たちの好き嫌いを言っているのではありません。
主が、忌み嫌うべきものと定めた動物、鳥などのことを指します。
主が命じられたからと、そのまま聞いておけばよいのか?と、間違った教え、偶像礼拝との関係で疑問の声を上げたくもなるのが現代の私たちでしょう。
しかし、ここはそういうことを考えたり思いを向けるべきことばではないのです。
主は、私たちを愛し、私たちの心と身体を大切にしてくださいます。
その上で、食べるべきもの、身体に必要なものは、主が備えて与えてくださっているということが、先にあります。
主が、食べるなと命じているものをあえて食べなくても、私たちの身体、生活は十分に豊かに養われるのです。
その豊かさの中で、禁じられているものがあるのに、それを食べたいという思いを優先させるのか、主のことばに信頼して従うのかが問われています。
「どのようなものも」とのことばに、大切な教えと主の愛を感じます。
素直に、すべて従うことが大切になる主の命令なのです。
主の命令、ことばはすべて私の幸いのために与えられています。
シャローム