「あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に聞き従い。主に仕え、主にすがらなければならない。」申命記 13章4節

偶像礼拝を避けることへの厳しいことばが続きます。
カナンの地での生活が安定してくると、不思議なことを語ったり行って見せて、人々を惑わす人が現われることを、主はこうしてあらかじめ警告するのです。

そのために主は、主のことばだけを信じて、従い、主に仕えることを命じます。
私たちは、どうしても自分を中心にし、自分を自分の王様としたいのです。
それが罪人の心です。
ですから、都合よく神様を信じる方が心地よいのです。

しかし、主は明確に主に仕えよと命じます。
でも、その主はこう命じています。
「主にすがらなければならない。」
すがるとは、主以外のものを頼るな、心を寄せるなと言うことです。
順風の時であっても、逆風の時も、常に主にすがるのです。
すがるように命じる私たちの主は、すがる私たちを決して見捨てず、私たちを助け導いてくださるから。
真の神、私を愛してくださる主にすがる人に、主は恵みと祝福を増し加えてくださる。

シャローム