「このように、彼らが安息に入れなかったのは、不信仰のためであったことが分かります。」 ヘブルへの手紙 3章19節
私たちの信仰の生活、日々の歩みを、ここでは出エジプトの民の40年間の荒野の旅に重ねて語ります。
彼らは奴隷のような扱いをされていたエジプトから、主によって助けられ、連れ出していただきました。
しかし、主のしもべであるモーセに導かれていたのにも関わらず、彼らはことごとく逆らい、頑なな心のままでした。
助け出していただいたのに、従順とはほど遠い、自分勝手で頑固な歩み方をして、最後に約束の地カナンに入ることが許されませんでした。
それは不従順の罪の結果です。
私たちは主イエスに信仰を与えられ、導かれて歩んでいます。
信仰を完成させてくださるのも主イエスです。
私たちの信仰に大切なことは、幼子のような素直な心で主のことばを聞き続けて、従順であることです。
ここでは不従順で聞くことができなかった民を不信仰であったと言います。
厳しい言葉です。しっかりと受け止めなければならないと思います。
しかし主は私たちに難しいことを求めておられるのではなく。
恵みを受け取った私たちが、恵の中で従順に聞くことを求めておられるのです。
信仰は聞くことから始まります。
この恵みを無駄にしないように歩みたい。
シャローム