「オムリの子アハブは、彼以前のだれよりも主の目に悪であることを行った。」列王記 第1 16章30節 (2017新改訳)
16章を読むと、王たちの罪が深いことを知って、恐ろしくなります。
分裂王国である北イスラエルの王たちは、初代北王のヤロブアムに倣って、多くの、いいえほぼ全員が主に逆らい、罪を犯す悪王でした。
その中でもアハブ王は、ヤロブアムに並ぶ罪の深い王です。
ここ30節には、彼以前に登場した他のだれよりも主の目に悪を行ったと、あります。
そして25節には、アハブの父オムリが、やはり同じ罪の深い王であったと、記されています。
父、息子の二代に渡って、悪王、罪を重ねる王様だったのです。
しかし北イスラエルは。この二人だけの問題ではありませんでした。
歴代の王が、次々と罪を重ねては、悔い改めることなく、それが蓄積されていくように、罪から離れないのです。
アハブやバアシャ(7節)と言う王は、心に悪を量り、その手のわざを行うことで、主の怒りを引き起こすのです。
心の罪。
具体的な行動の罪。
これらから、彼らは離れません。
私たちは、主イエスの福音を聞きました。救いの恵みを知りました。
ですから、私たちは罪を放り出し、罪から遠く離れて、主イエスと共に生きる道を歩むのです。
誰かと比較する必要なありません。
ただ、罪人の私が、イエス様に愛されて救いを受け取ったのですから、主の声をいつも聞いて、胸を打ち叩き、祈りながら主の御跡をついていきたい。
私にできる一歩で良いのですから。
シャローム