「これらのことを証しする方が言われる。「しかり、わたしはすぐに来る。」アーメン。主イエスよ、来てください。」ヨハネの黙示録 22章20節 (2017新改訳)
黙示録の最後の章です。この次の21節が最後の節となりますが、21節は、読者への終わりの挨拶とも祈祷文ともとれますから、内容としての最後はここ20節だと受け取れます。
主が、最後の時に来てくださることを約束したことばで、終わります。
そしてそれに応答するようにヨハネが、信仰者が「アーメン。主イエスよ、来てください。」と、応答して本書を閉じるのです。
創世記の最初に「初めに」と、何も無いところから神が天と地を想像したことを語り、神が声を発して始まった聖書は「しかり、わたしはすぐに来る。」と、もう一度、神が私たち神の被造物に向かって、約束の声を上げて終わります。
そして創世記の最初には、声を上げることがなかった人が、主を信じる者として、応答の声を上げて終わるのです。
しかも神はすぐに来ると、言われました。
主のことばには誤りはありません。
私たちは、主がすぐに来てくださることを信じて、その上で期待して「来てください」と、応答するのです。
神との祈りの応答は、神を愛することの具体的な行動です。
私たちは、この最後の時と、主がすぐに来てくださることを信じて、今日の歩みを進めたい。
アーメン(本当に)と、答えることの大切さを、もう一度確認して祈りたい。
シャローム