「また、ケハテ族の彼らの同胞のうちには、並べ供えるパンを担当し、安息日ごとに用意する者たちもいた。」 歴代誌 第一 9章32節

レビ人の部族の名前が記されますが、その中に大切なレビ人の働きも記されています。
すなわち、それはレビ人としての祭司の奉仕についてです。
ここには、神殿に供えるパンを用意する人について記されています。
安息日ごとに新しいパンを備えるのです。
祭司として、祈ったり賛美の歌をささげたり、香を炊いたりする礼拝のための奉仕だけではなく、礼拝で用いるパンを焼いて用意すること。
同じ、同胞の大切な奉仕であると、聖書は教えてくれるのです。

表に立って奉仕する人もいれば、その奉仕を支えるいわゆる裏方の奉仕をする人もいるのです。
いえ、必要な大切な働きなのです。
聖書は、そのことを私たちに教えます。

今、現在も同じです。
私たち一人ひとりに、主が与えてくださり、任せてくださっている奉仕があります。
礼拝で会衆の前に立って奉仕する人もいます。その人を背後で支える人もいます。
両者があって礼拝がささげられます。
どちらも同じ価値があり、意味のある奉仕です。
主に仕えているのです。
両者を主が喜んでおられるのです。

主を喜びつつ奉仕し、主に喜ばれる奉仕をしたいものです。
たった一つのパンを用意する奉仕も喜び、賛美しつつおこないたい。

シャローム