「苦難の日に 私はあなたを呼び求めます。 あなたが私に答えてくださるからです。」詩篇 86篇7節

1節の初めから、詩人は苦しみ主を必要として祈り求めて声を上げました。
1節から5節まで、詩人は主を呼び求め仰ぎ求めていることを訴えます。
8節から15節では、神の偉大さと恵み豊かな方であることを賛美します。
そして、16節、17節で、もう一度主の助けを求めて祈ります。

詩人は16節、17節で声を上げているように自分は主のしもべであることを告白してます。
しもべですから、主に従い主に信頼しています。
詩人は一貫して、主に信頼して祈っています。

6節、7節は詩人の祈り求めであると同時に信仰の告白です。
ここ7節では、詩人は苦難の日に主を呼び求めるのだと声を上げます。
その主は、偉大な方であり、恵み豊かな方です。
そして詩人が祈るのは、主が答えてくださるからです。
苦難の日の詩人の祈りが空しく地に落ちることはないのです。
主は答えてくださる。
その主は偉大で恵み豊かな方なのです。
ですから確信して祈るのです。

偉大で恵み豊かな主が答えてくださること。
これを根拠として詩人は祈ります。
私たちも確信を持って祈ろう。
シャローム