「まことは地から生え出て 義は天から見下ろします。」詩篇 85篇11節

ヤコブ、すなわち契約の民イスラエルが、神の前に罪を重ねた結果、主のさばきの元にありますが、そこから主の救いと回復を求める祈りです。
4〜7節は、回復を求める祈りです。
8〜13節は、主こそ希望であることを告白しています。

11節と12節は、対になっています。
12節は、創世記1章11節の祝福の言葉と、アダムが罪を犯した後のさばきのことばである3章18節を思い起こさせます。
義なる主は天から良いものをくださるのです。
私たちが、まことをもって正しく応答するならば、そこに一致が生まれて祝福が広がるのです。

しかし私たちが罪を悔い改めて主の応答しないならば、地はあざみを生えさせて、私たちは苦しむのです。

いつも主は良いものを天からくださっているのです。
しかし私たちの応答が罪によって歪み、正しく応答できないのです。
しかし、それでも主のあわれみを求めて、私たちが欠けがあってもまことをもって応答しようと声を上げるならば、主は祝福してくださるのです。
聖霊に導かれて、私たちがまことに主を礼拝するならば、私たちは主の祝福を受けとることができます。
シャローム