「あれほどの富が、一瞬にして荒廃に帰してしまった。〜〜」ヨハネの黙示録 18章17節 前半 (2017新改訳)
ついに神に反逆する者たちの象徴的な女がさばかれる様子が示されます。
富みや快楽と言った多くのもので人々を魅了して、自分の支配の元にしていた女ですが、力ある神のさばきを受ける時が来たのです。
この女やそれに組みする者によって、真実な人たちが迫害され、ある人たちは殺されて来ました。
信仰者である真に神に従う人たちは、多くの苦しみを経験して来たのです。
しかし苦しめられてきた信仰者は、殉教することはあっても滅びることはありませんでした。
永遠のいのちの約束があります。
全能の神、我らの主イエスが、苦しめられた信仰者を、勝利者として迎えてくださるのです。
それに対して、神に反逆し、神を侮り、自分の欲望のままに生きてきた人たちは、一瞬の間に滅びます。
もう、この滅びから、救い出される機会はありません。
悔い改めて、神に帰る機会は、これまで十分にあったのですが、彼らはそれを拒み、神を冒涜して、信仰者を苦しめてきたのです。
この時、苦しめられた人たちは慰めを受けて、永遠の平和、喜び、悲しみ涙のない都の住人となります。
しかし、神に反逆し続け、女を慕い続けてきた人は、永遠の滅びに落とされます。それも一瞬にしてです。
永遠に続くと思っていた彼らのこれまで喜び快楽は、実はわずかなものであったことを知る時なのです。
一瞬にして荒廃するものを喜ぶのか。
苦しみを通っても、永遠のいのちを喜ぶのか。
主は、私の心の戸を叩き続けて待っておられる。
一瞬と永遠について、思い巡らせた朝です。
シャローム