「救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。」エペソ人への手紙 6章17節
あなたは今現在、そしてこれまであきらかな迫害を経験したことがあるでしょうか。
あるいは、迫害の中で苦しめられ、悲しむ信仰の友人を知っているでしょうか。
歴史上の人たちではなく、あなたの生活の中で、経験、目撃してきましたか。
剣を突き立てられ、信仰を問われること、キリストを捨てるようにと迫られることは、今の生活では少ないと思います。
パウロの生きて、宣教の働きをしている時代、地域には迫害や惑わしがありました。それも激しいものです。
ですから、信仰者には戦えと命じます。
剣を取って立ち上がり、しっかりと目を開けて戦えと命じます。
かぶとをかぶりとは、明らかに戦いの備えをしています。
剣を取れと命じますから、戦いはもう直ぐに始まります。いえ、始まっているのです。
キリスト・イエスを信じる生活には、戦いがあります。
それは今もあります。
私たちも戦います。
救われている私だと、確信を持ち、その心と生活が揺るがないように、かぶとで大切な身体と生活を守ります。
そして守るだけでなく戦います。
私の剣は名刀ではなく、みことばです。
御霊に教えられて、毎日みことばを読み、自分の生活には、みことばを堅い私の生き方の基盤に置くのです。それが私の剣になります。
戦う心がないと、いつのまにか惑わされてしまうかも知れません。
戦い抜く、気概と主への信頼が私を強めてくれます。主の勇士となって戦えます。
それは平安と喜びを与えてくれます。
シャローム