「彼のろばについても同じようにしなければならない。彼の衣についても同じようにしなければならない。すべてあなたの同族の者がなくした物をあなたが見つけたなら、同じようにしなければならない。見ぬふりをしていることはできない。」申命記 22章3節
「見ぬふりをしていることはできない。」
1節では、同族の者の牛または羊が迷子になっているのを見て、見ぬふりをしてはならないと命じられています。
3節では、ろばについて、さらに進んで同族の者の衣についても、失われた物を見つけた場合には、見つけた人は見ぬふりをすることが禁止されています。
保護して、所有者に帰すのです。
してはならない、という倫理的な禁止事項から、さらに進んで積極的な愛の行動をするように命じられているのです。
主は、虐げられている小さな人を見つけ出しあわれみの心を注いで、この人を積極的に助け出してくださいます。
そのようにしてイスラエルの子らは、エジプトの奴隷の状態から救い出されて、恵みを与えられました。
それも非常に大きな恵みと祝福が与えられたのです。
私たちも、主の大きな愛と積極的な愛の行動に倣うのです。
「見ぬふりをしていることはできない。」
このことばを覚えて、行動したい。
シャローム