「善を行なうこと、分かち合うことを忘れてはいけません。そのようないけにえを、神は喜ばれるのです。」 ヘブル人への手紙 13章16節
ヘブル人への手紙の最後です。
祝祷のことばを挨拶の言葉とともに記して、著者は手紙を閉じます。
それはこの手紙を読む人の祝福を祈っているからです。
キリスト・イエスを信じる信仰者は、この地上での生活においてはいつも豊かで苦難もないと言うわけにはいきません。
むしろイエス様が苦しまれた道を同じように歩むことを望むべきであることを教えます。
ただし、キリストは私たちの必要を満たしてくださるので、心配をする必要はありません。。
私たちは、この地上での生活での栄華や豊かな都に生きることを求めるのではなく、来るべき都とそこでイエス様とともに住むことを喜びとして望むことが大切なのです。
そしてさらに教えてくれるのは、動物のいけにえを神殿、聖所でささげるのではなく、日々の生活の中で、賛美をささげ。
善を行ない、互いに仕え合い、恵みと苦難さえも分かち合うことを望むのです。
そのような生き方をする人を、父とイエス様は喜ばれるのです。
毎週の礼拝で、そして毎日の生活の中で、ささげるべきいけにえを間違えないようにしたい。
唇には賛美を。
手と足は善を行なうために前に進め。
神の家族と隣人と分かち合い。
再臨の主イエスとお会いする日を待ち望みたい。
シャローム