「ペテロは再び否定した。すると、すぐに鶏が鳴いた。」 ヨハネの福音書 18章27節
以前、イエスさまがペテロに告げられた通りに、ペテロは3度イエスさまを否定し、その時、鶏が鳴きました。
しかし大切なのは、ペテロは何を否定したのかということです。
イエスさまの弟子ではないということを否定し、イエスさまと一緒にいたことを否定しました。
ペテロは、誰かに操られたわけではなく、誰かに強制されたのでもありません。
自分の意思ではっきりと否定したのです。
ペテロは、自分も捕らえられるのではないか、危害を加えられっるのではないかと、恐れたのでしょう。
その恐れを私たちは指摘してペテロを責めることはできません。
しかし、ここに大切なことがあります。
信仰とは自分の意思、選択であること。
そして、時に恐れたり不安になって信仰を自分で隠したり否定したとき。
イエスさまは、それをご覧になっていて受け止めてくださる。
そしてイエスさまは、私たちの信仰を回復し、心を励ましてくださる。
ですから、私たちは恐れている自分を認めて、なお、イエスさまと一緒にいたいと、願うのです。
イエスさまが最善を為して、導いてくださる。
委ねよう。
シャローム