「主はソロモンに怒りを発せられた。それは彼の心がイスラエルの神、主から離れたからである。主が二度も彼に現れ、」列王記 第1 11章9節 (2017新改訳)

ソロモンは、王宮が完成した時には既に、エジプトの王ファラオの娘を妻としていました。
そしてそれは後の日に、ソロモンのつまずきになると、心配されたことです。
そしてソロモンは、ファラオの娘以外にも多くの異国人の女を妻としてました。
その上、彼女たちが自分たちの神々をあがめることを許していたのです。
そしてそれはソロモンの心を神、主と一つでありつづけることを邪魔をし、誘惑しました。
いつの間にか、ソロモンの心は主から離れていたのです。

主は、ソロモンに怒りを発せられます。
その理由は、主から離れたこと、主と一つになっていなかったことです。
二度も、主は、ソロモンの前に直接現れてくださって、語りかけてくださったのに、ソロモンは聞き従えなかったのです。
異国人の妻たちの言葉に耳を傾けて、誘惑され主から離れてしまったのです。
それでも主のさばきは、ソロモンの王国を完全に滅ぼすことはなく、一つの部族が残されると言うものです。
主はどこまでもあわれみ深く、先に結ばれた約束(ダビデの王国を堅く建てる)を決して変えないのです。

何かができるとか。
何か素晴らしい業績を残したとかではなく。
主と一つとなって、主から私の心が決して離れないのであれば、そのことを主は喜んでくださるのです。
主を信じるのは、行動と共に、心が主と共にあることが大切です。
シャローム