「あなたの神、主がほめたたえられますように、主は、あなたを喜び、イスラエルの王にあなたを就かせられました。主はイスラエルをとこしえに愛しておられるので、あなたを王とし、公正と正義を行わせるのです。」」列王記 第1 10章9節 (2017新改訳)
アラビア南西部にあっったと言われるシェバの国の女王が、ソロモン王の名声を聞いてやって来ました。
ソロモンを試して、その知恵や名声が本物かを試そうとしたのです。
ソロモンは、彼女が用意してきたすべての難問に見事に答えます。
また女王は、ソロモン王の国を治める姿を目の前に見て、それが自分が故郷で聞いていた内容よりも、はるかに優れたものであると、驚嘆するのです。
そしてイスラエルの国と民は、なんと幸せであるかと、告白をするのです。
しかし、このシェバの女王の出来事の中で、もっとも大切で意味がるあるのは、この9節の女王の言葉です。
女王は、大切なことを語りました。
主が、ソロモンを愛し、ソロモンの存在を喜ばれていること。
更に大切なことは、女王はイスラエルにやって来て、神、主の存在を知り、主をほめたたえたことです。
ソロモンの知恵と正義を通して、主を知り、ほめたたえたのです。
信仰者の良い働き、奉仕が、主を証しし、主の栄光をほめたたえることができるのが、一番の幸いなのです。
ソロモンはそれを女王に伝えることができました。
私たちも日々、自分の名誉や豊かさを求めるのではなく、主の栄光を現し、主が豊かに報いてくださることを喜び、証しをしたいものです。
その時、私が主に愛されていることを、他の人も知ってくれるでしょう。
シャローム