「イエスが彼らに「わたしがそれだ」と言われたとき、彼らは後ずさりし、地に倒れた。」 ヨハネの福音書 18章6節
イエスさまを捕らえようとやって来たユダヤ人たちです。
しかし「ナザレ人イエス」を探していると答えた彼らに、イエスさまが答えたのは、この一言でした。
明確に答えたことばです。
しかし、イエスさまのことばは活きていて力があります。
「わたしがそれだ」とは、旧約聖書、出エジプト記でモーセに対して、主が名乗られた名前です。
「わたしはある」という者である。
この表現、名前と同じです。
真の神であるイエスさまが名乗られた、大切なことばです。
そしてそれを聞いた者は、イエスさまの権威と栄光によって、その場に立ち続けることができません。
偶像ではなく、人が想像するだけの存在ではなく、存在し、力があり、人格を持っておられる神が、私たちが信じる主イエスです。
真の神は、ご自分で、ご自分の存在を明らかにすることができ、私たちに示してくださる。
名を教えてくださるということは、私を愛してくださっていることでもあります。
「わたしがそれだ」と、このことば、イエスさまの声を今日の私の心に刻んでおきたい。
シャローム