「こうして、ソロモン王が主の宮のためにしたすべての工事が完了した。ソロモンは父ダビデが聖別した物、すなわち、銀、金、各種の用具類を運び入れ、主の宮の宝物倉に納めた。」列王記 第1 7章51節 (2017新改訳)

主の宮の詳細が記された上で、最後にまとめとして、完了したことが記されています。
しかも完成した主の宮には、この日のために父ダビデが所蔵していた多くの宝物が納められたのです。

今、この時、ソロモンは知恵を用い、主に従いソロモンの命令に従う優秀な人たちの手を借りて、主の宮を完成させました。
しかし、それはダビデに、主が約束をしてくださったことが、実現した時だと言うことです。
サムエル記第二 7章13節で、主がダビデに語られたことは、ダビデの子、跡継ぎとなるソロモンが、主の神殿を建てる。そして、主はソロモンの王国を堅く立てると、恵みの約束をくださいました。
この時のことばの通りに成就したのです。

主が、完成させてくださったのです。
そして、主があらかじめダビデに与えてくださった多くの恵みの中から、ダビデが聖別しておいた物が、納められたのです。

主の約束が実現し完了し。
主の恵みがどれほど、ダビデとソロモンに対して豊かであるのかを、宝物倉を見る度に知るのです。
主の約束は変わることがなく、必ず実現をします。
そして主の恵みは、いつも、いつも先に私のところに届くのです。
私が、賛美と感謝の声をあげる前に、主の恵みが届きます。

私たちが、主に志を与えられたなら、それは必ず、主の恵みの中で実現します。
期待して待とう。
シャローム