「地に住む者たちは、彼らのことで喜び祝って、互いに贈り物を交わす。この二人の預言者たちが、地に住む者たちを苦しめたからである。」ヨハネの黙示録 11章10節

終末の時に、主の命令によって二人の預言者が地上に送られて活動をします。
モーセとエリヤだとも言われる二人は地上にいる人たちの罪を指摘します。
同時に、信仰者も認められていくのです。
終末のさばこの時の幻です。実際に実現することです。

そして、この二人が地に住む反キリストの手によって殺されていきます。
反キリストは、勝利したと喜び祝うのです。
ここに苦しめたとありますが、それは罪が暴かれて苦しんだことを指しているのです。

終末のさばきが始まってもなお、主に逆らい罪を重ねる人たちの恐ろしい姿があります。
しかし、これは主の最後のさばきの時なのです。
二人の人は、この後よみがえり地に立ち、その後で天に上っていきます。

主に逆らい、二人の人に敵対し、最後まで罪を重ねた人たちは、自分たちに勝利などなかったことをようやく知るのです。
主に逆らい罪を愛して悔い改めることのない人は、最後まで主のあわれみの御手を振りほどき自ら滅びへと向かうのだと思います。

喜び祝うべき内容とその時を間違えないようにしたい。
主が忍耐とあわれみをもってこのまぼろしを見せてくださるのですから。

シャローム