「万軍の主はこう言われる。「その日には、外国語を話すあらゆる民のうちの十人が、一人のユダヤ人の裾を固くつかんで言う。 「私たちもあなたがたと一緒に行きたい。 神があなたがとともにおられる、 と聞いたから。」」」ゼカリヤ書 8章23節
終末の日に起こる特別な出来事を示しています。
終末の日には、主が愛し、主を愛する信仰者は主に迎えられて、主の御国の民となっていきます。
その信仰者とは、真実を語り、真実と平和をもたらす働きをした人のことです。
そして、終末の日に主の御顔を拝したい、主とともにいたいと求める人たちが、諸国の中にも現われます。
十人が、一人のユダヤ人の裾を固くつかむと、あります。
十人とは、非常に多くの人という意味です。
ここで言うユダヤ人とは、主を信じる人のことです。
裾を固くつかむとは、保護を求めている様子です。
すなわち、終末の日には、主に迎えていただける信仰者に非常に多くの人が保護を、助けを求めてやって来るのです。
彼らは口々に言うのです。「神があなたがとともにおられる、 と聞いたから。」
そうです。終末の日には、神が信仰者とともにいることが明らかになっていくのです。
しかし、信仰者は、ただその日を待っていてはいけないのです。
主が、私とともにいてくださることを証ししつつ、終末の日を迎えるのです。
その日は必ず来ます。そして近いのです。証しをすべき時間も限られているのです。
シャローム