「それを思い起こさせて、あなたがたを奮い立たせることを、私は地上の幕屋にいる限り、なすべきだと思っています。」 ペテロの手紙 第2 1章13節(2107訳)
水曜日です。聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。
今日開いたのは、ペテロの手紙 第2です。
ローマで、第1の手紙に続けて使徒ペテロによって書かれました。
当時、偽教師が教える異端が、教会の中に広まりつつあったので、それを警告する意味で書かれました。
偽教師たちが、自分たちが教える知識の方が、優れていると宣伝していたため、本物の福音を知るようにと「知る」「知識」と言う言葉が何度も登場します。
選んだのは1章です。
12節には「思い起こさせるつもりです」と、あります。
そしてここ13節では「それを思い起こさせて」さらに続けて「あなたがたを奮い立たせる」と、語ります。
そしてこれが、なすべきことだと語ります。
この世の腐敗を免れ、神のご性質にあずかるように、いつも熱心に信仰を活き活きとさせていなければならないのです。
信仰は、イエス様を信じて、その時に、罪の赦しと永遠のいのちをただいたからと、それで終わりではないのです。
5節から7節に、示されるように、信仰者の内に、信仰の実が結実し、最後の日には喜びと平安の中で御国に凱旋できるように、いつも信仰を堅くし、活き活きとさせていなければならないのです。
そうしないと、異端の教えや、間違った知識に翻弄されて、信仰が雲ってしまうのです。
ですから、奮い立つのです。
イエス様がいつも一緒にいてくださいますから、恐れないで。
なすべき信仰の訓練を続けて、みことばから離れてしまわないようにするのです。
この地上に生きる限り、それを続けて行くことが、信仰を喜び、信仰を生かすことになります。
いつもイエス様を思い。
イエス様の与えてくださった信仰の実を思い起こし。
信仰の実を結実させることを忘れないようにし。
信仰を生活の中の一部にするのではなく、信仰に生きる生活をしたいのです。
シャローム