「わたしは唇の実を創造する者。 平安あれ。遠くの者にも近くの者にも平安あれ。 わたしは彼を癒す。」イザヤ書 57章19節

57章は、イスラエルの民が罪を犯し堕落している現状を指摘しています。
そのような状況でも終末の救いと回復について主は語られるのです。

唇の実とは、悔い改めの告白と主への賛美の言葉を指します。
私たちが罪を悔い改めることができるのも、主が導いてくださるのです。
賛美する歌も言葉も、主が与えてくださったものです。
主の助け導きがなければ、私にはできないのです。

そして主は、平安があるようにと導いてくださり、実際に平安を与えてくださいます。
遠くの者とは異邦人のこと。
近くの者とはユダヤ人のこと。
主は、両者に平安を与えてくださいます。
唇の実を持つことができた者には、主が平安を与えてくださるのです。
苦しみも痛みも、主が癒してくださいます。

偶像をあがめ、幼子をいけにえに捧げていくような者には厳しいさばきがあります。
しかし、唇の実を持つ者は、主によって癒されて、平安が与えられるのです。
シャローム