「また、七つのラッパを持った七人の御使いたちは、ラッパを吹く用意をした。」ヨハネの黙示録 8章6節 (2017新改訳)

七つの封印が解かれた後、次に七つのラッパが吹かれます。
この七つのラッパによるさばきは前の七つの封印よりも厳しいものです。
徹底的なさばきがおこなわれるのです。

ラッパは、戦いの場において吹かれるものを示しています。
ラッパが吹くことで戦いを支え、鼓舞します。
ここでは神のさばきが始まり、最後まで徹底的なさばきが続くことを象徴的に示しています。

もし、七つの封印が解かれた時のさばきを逃れたとしても、ラッパの音は、すべて場所に響き渡ります。
聞き漏らすことも、聞くことを避けることもできません。

終末のその時は、私たちは決して逃れることも、隠れることもできない神のさばきの前に立ちます。
しかし、戦場に響くラッパの音は、ラッパの音ともに歩む人には、さばきの音ではなく、勝利の音です。
さばきを恐れるのではなく、勝利の音として聞くことができる人たちがいます。
主イエスを信じて、神と隣人を愛し、患難を通ってきた信仰者です。

私たちの耳は、終末の日、ラッパの音をどのように平安の心で聞くことができるでしょうか。
今日、耳を開き、主のことばを聞いて、従うかどうかにそれはかかっています。
シャローム