「あなたがエジプトで奴隷であったことを覚え、これらの掟を守り行いなさい。」申命記 16章12節
私は、どこから来てどこへ行くのか?
素朴な疑問であり、不思議と心の内側から湧き上がってくる思いです。
私は、主イエスと出会って、その答えを知り平安と喜びを得ました。
主である神様から十戒を与えられ、日々の糧を与えられ、守り導かれている中で、イスラエルの子らは、12節のことばを与えられました。
奴隷であったところ、それはエジプトで奴隷として苦しめられていたところから、救い出されました。
私たちは、エジプトの奴隷ではありませんが、罪を持っており、罪の奴隷でした。
自由なようで、実は罪の奴隷でした。行く先は滅びでした。
しかし、救い出された今は、目指すべきところ、約束の地を知っています。御国へ向かいます。
元を、原点をしっかり覚えているならば、そこから連れ出され救われた今の喜びが、どれほど素晴らしいことであるかを見失うことはありません。
その喜びの中で、主が与えてくださったことばに従うのは自然なことです。
守るだけでなく行うのです。
20節には「正義を追い求めなければならない」と、あります。
そうです。
禁止令のように主のことばを守るだけでは足りません。
主イエスに近づき、正義を追い求めます。主イエスの行われた良い業に倣って生きるのです。
私が出て来たところと目指すべきところが分かっているならば、日々は豊かです。
シャローム