「それから御使いは、その香呂を取り、それを祭壇の火で満たしてから地に投げつけた。すると、雷鳴と声がとどろき。稲妻がひらめき、地震が起こった。」ヨハネの黙示録 8章5節
1節で第七の封印が解かれます。ここから、新たに一連のさばきがおこなわれます。
ここ5節では、祭壇の火が使われます。
この火はきよめに使われるのではなく、神のさばきに使われる象徴です。
これから地上に具体的にさばきがおこなわれるのです。
実際に地震がどのような形で起こるのか、雷鳴と稲妻がとどろくのかは、わかりません。
しかし、天と地を造り、それを支えている神さまは、この世界に起きる事象のすべてを支配しておられます。
その方がさばきをおこうのです。
香呂は、神殿で神さまへの祈りとともに香りを天に向かって上らせる道具です。
この時は、その香呂が天から地上へと投げつけられて、落とされるのです。
神さまのさばきの火が直接落とされるのではなく、神さまによってさばきの対象であるつ罪人に天から地へと落とされるのを象徴します。
この時にはもう、祈りは遅いのです。
今が祈る時です。
さばきが始まる前に私たちは真剣に信頼して祈らなければならないはずです。
シャローム