「子羊は来て、御座についておられる方の右の手から巻物を受け取った。」ヨハネの黙示録 5章7節 (2017新改訳)
天の御国の御座におられる父なる神の右の手には巻物がありました。
その封印された巻物を解くことができる者は誰もいなかったのです。
それを目撃させられた使徒ヨハネは激しく泣きました。
その涙は、私たちの罪の大きさと滅び行くことを止めることができない苦しみ悲しみの現れです。
ヨハネは、人としてただ一人その罪の重さを、自分の目で見て経験したのです。
私たち人の努力や思想ではどうにも解決はできないのです。
しかしそこに子羊であるイエス様が現れて、巻物を受け取ってくれます。
イエス・キリストが、父なる神のご計画に従って、私たち人をその罪から完全に解放し、赦しと永遠のいのちを与えてくださるのです。
巻物は子羊イエスによって解かれました。
私たちの罪が赦されていることをヨハネは経験したのです。
そして永遠のいのちの約束が実現することまでを目撃したのです。
必ず来るこの将来の日をヨハネが見たことは私たちの信仰生活の励ましなのです。
主イエス・キリストの与えてくださった約束は、不安定で不確かなものではなく、必ず実現することがヨハネの目撃を通して、示されたのです。
そしてここにあるように、今はイエス様に向かって新しい歌、新しい賛美と、主に信頼した聖なる祈りを、私たちがささげていく日々なのです。
香りが煙とともに空高く上るように、私たちは朝ごとに、新しい週、新しい日に、新しい賛美と良い香りの聖なる祈りをささげることをしましょう。
主イエスは、私のためにご自身の命の犠牲を既に払って、私の救いを実現してくださっています。
賛美と祈りをこのイエス様に感謝と確信を持って今日もささげたい。
シャローム