「まことに、主はシオンを慰め、 そのすべての廃墟を慰めて、 その荒野をエデンのようにし、 その砂漠を主の園のようにする。 そこには楽しみと喜びがあり、 感謝と歌声があり。」イザヤ書 51章3節
この時、エルサレム、シオンは廃墟となっています。
それはバビロンによる侵略と破壊によるのですが、その原因はエルサレムの罪の結果です。
今、主は、その破壊され廃墟となったままのエルサレムを慰めてくださると語ります。
慰めるとは単なる修復ではないのです。
主が、最高の恵みを注いでくださるのです。
荒野をエデンのようにすると語り、続けて言い換え、主の園のようにすると、約束してくださいます。
エデンとは、創世記の初めにアダムが主によって置かれた場所です。
主の園とは、エデンを言い換えた表現です。
エデン、主の園と、表現された場所は、神の恵みが溢れる場所のこと。
草木が豊かに茂り美しいところです。
廃墟に響き渡るのは、野獣の叫びと風の音ばかりでしょう。
今、主の慰めを受けて、そこは感謝の祈りの声と賛美の歌声が響く場所に変わるのです。
そこに住む者は、楽しみと喜びに満たされていくのです。
主は、罪をさばき、その先には、主のことばに留まる者に、このような祝福を与えてくdさるのです。
そこは私たちが目指すべき場所です。
そのために、主のことばを携えて、平和の作る者となって今日も歩みたい。
私のできる小さな業が、荒野を変え、砂漠を潤して、主の園に近づけます。
シャローム