「私たちは、真理に逆らっては何もすることができませんが、真理のためならできます。」コリント人への手紙 第2 13章8節

パウロは、偽教師が悔い改めて本当のキリスト者となって生きることとコリントの教会の皆が喜んで福音に生きることを望んでいます。
パウロの叱責や忠告は、相手をさばいて打ち倒すためではなく、相手が本当のキリスト者に生まれ変わるためでした。
信じた人の内側には聖霊が住み、キリスト・イエスがおられることを自覚すること。
キリスト者として建て上げられていくことを望んで、厳しいことばを語るのです。

それは真理に従って生きることであり、主のことばに従うことです。
逆に真理に逆らうとは、主のことばに逆らって自分を中心にして生きることであり、その生き方の先には喜びと祝福はないのです。
たとえ一時の楽しみがあったとしても、本当の実りを見ることはできません。
しかし、福音を知りその真理に従って生きようと格闘するとき、キリスト者は、主の目に正しいことをすること、良いおこないをすることができます。
たとえ困難が合っても、困難に打ち負かされることなく、使命に生きることができます。
そして喜びと祝福の実りを見ることができます。

シャローム