「あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。あなたは咎を除き、ご自分のゆずりである残りの者のために、背きを見過ごしてくださる神。いつまでも怒り続けることはありません。神は、恵みを喜ばれるからです。」ミカ書 7章18節

罪の結果であるさばきの中から祈り叫んだミカに対して、神は答えてくださいます。
神に背を向ける民に、神は奇しいわざを見せてくださると答えてくださるのです。

ミカは、再び祈り賛美の声を上げます。
最初に声にするのは、あなたのような素晴らしい神は他には存在しないとの強い言葉です。
そして、幾度も神を裏切り罪を重ねる民を、それでも赦しを与えてくださることへの感謝の声を上げます。
背きを見過ごすとは、見ないふりではなく、その罪を完全に赦して、思い起こさないとのめぐみのことばです。
私たちの神は、罪を憎み怒りを発します。しかし、いつまでも怒るのではなく、赦しを与えることを喜ばれます。
さばきよりも赦しを喜ばれて、私たちが悔い改めること、神に向かって祈ることを待っていてくださる方なのです。
ミカのように罪と向き合い神に向かって祈ることが大切です。
神の怒りの先には恵みが備えられています。
祈り、感謝と賛美をいつも私の毎日の声としたい。

シャローム