「たとえ遅くなった場合でも、神の家でどのように行動すべきかを、あなたに知ってもらうためです。神の家とは、真理の柱と土台である、生ける神の教会のことです。」 テモテへの手紙 第一 3章15節
教会で「監督」「執事」と呼ばれる奉仕に仕就く人に関する資質についてパウロが示します。
監督や執事は、教会で神と人に仕える人です。
監督や執事には、高く深い信仰の実践が求められています。
女性執事も同じ資質が求められています。2章で、女性の働きに対して語られたことと合わせて考えると、パウロが女性を豊かに用いた人であることが分かります。
そして教会に監督や執事は必要な人です。
何故ならば、キリスト・イエスを信じた人は、教会に集う人となるからです。
そして教会は神の家なのです。「家」ですから家族です。
家族を愛して家族を支え治めることが必要です。
また、キリストを信じたら、一人で信仰生活を送ると言うことはありません。
教会に集うことが必要であり、大切です。
ここでは「神の家とは、真理の柱と土台である」と、信仰について示します。
信仰には教会に集うこと、神の家で行動すること、過ごすことが必要不可欠だと示しています。
ですから、このとき教会の中に人々を惑わす者が入り込んでいることに対してパウロは厳しく忠告するのです。
コロナ禍の今は、礼拝に集うことの制限や課題があります。
ここは、集まることの意義と大切な意味は信仰の柱であり土台なのだと、教えられることばです。
シャローム