「父は御子を愛しておられ、その手にすべてをお与えになった。」 ヨハネの福音書 3章35節

その手にすべてをお与えになったとは、私たちの罪を赦し、神の子どもとする権威を与えられたということ。
ですから私たちは御子を信じることで救われることができます。
しかし、それに勝る大切なことがここにあります。
父とは天におられる父なる神のことです。
その父は、御子を愛しておられる。
それも私たち人の愛とは違って完全な愛です。
その愛で愛する御子を父は地上へと送り、私たち罪人を救うために十字架の死へと渡されることを選ばれました。
そしてすべてのことを御子に委ねられたのです。

御子イエスは、私たちを罪から救うためにご自分から真っすぐに十字架へと向われました。
その歩みに父の愛と御子イエス様の愛が現れています。
具体的な行動の愛、犠牲を払ってくださる愛、少しも余すところ無く愛する愛。
それが父が愛された御子の十字架で明らかにされました。

父は御子を愛してすべてをお与えになった。
御子はご自分を与えて、私を愛してくださった。

やはりヨハネの福音書の3章は新約聖書の要、福音の中心の中心の章です。
3章を読めば神様の愛が分かります。読めば読むほどに分かります。
シャローム